
伝承と花の里ルート
•ルート上標識は直前になるまでほとんど無いので、マップの曲がり角等のコメントをあらかじめご確認してルートを進めてください。
•このルート上には、ニュータウンをはずれるとコンビニ、食堂がほとんどなく、またトイレ施設も少ないのでご注意ください。
スタート地点
千葉ニュータウン中央駅南口駅前広場
本ルートは千葉ニュータウン中央駅南口駅前広場からのスタートとなります。
この南口は、印西中央駅前出張所、県立北総花の丘公園、大学(東京電機大学、東京基督教大学)等への玄関口ともなっています。
・武西(むざい)の
百庚申塚(ひゃくこうじんづか)
スタート地点『千葉ニュータウン中央駅南口駅前広場』より1.2㎞です。
駅から南西方向に、東京電機大学キャンパスを目指し、正門を南に行った通用門を通り過ぎ、道路沿いの東側のガードレールの柵にそって上がっていくと、旧道沿いに『百庚申塚』を拝むことができます。
武西の百庚申塚は、江戸時代初期から庚申信仰に基づくもので、市内に多数残されている最も大規模なもののひとつです。
文久3年(1863年)、塚墳を伴って百基の庚申塔が建てられています。
・戸神宗像神社(とかみむなかたじんじゃ)
(トイレあり)
武西の百庚申塚より1.5kmです。
東京電機大学キャンパスの東側の道路をまっすぐ南下すると、4車線道路に出ます。これを左折( 東方向)して、しばらく行くと信号交差点に出ます。(北側にタイトウ資材置き場の看板が見えます。)
ここを右折(南下)して戸神の集落に入ります。墓地を通過すると突き当たりに戸神宗像神社の看板が見え、右折して道なりに進むと『戸神宗像神社』があります。
丘の上にあり、南側は神崎川、新川方面の田んぼが開け、眺望の素晴らしい所です。
・戸神集会所
戸神宗像神社より0.5kmです。
一旦先の宗像神社看板まで戻り、東側の集落内の道路を走り、坂道の途中を右に入り道なりに進むと、左側やや小高い所に戸神集会所があり、その脇に印西大師55番札所があります。
印西大師の札所は小さな祠の中に弘法大師の石造が鎮座し、四国の同一札所の説明がかかっていることが多くあります。
※以下札所は番号のみを記載
・安養寺(あんようじ)
戸神集会所より0.7kmです。
戸神集会所に来た道を戻り、集落内を南におりて行くと、戸神集落はずれの道路に出るので、この道を西側に進みます。
一部歩道のない道路で、車に注意する必要がありますが、しばらくいくと道路沿い北側に『安養寺』が見えます。ここには「51番」札所があります。
・武西観音堂(むざいかんのんどう)
安養寺の前の道を200m程西側に行った3差路の角に『観音堂』があります。脇には「10番」札所があります。
・神崎川西岸沿い自転車専用道路
安養寺まで戻り、前の道を南側におりていくと佐山橋となり、神崎川を渡ります。
佐山集落北側道路を東向きに走ると、国道16 号線に至る船橋印西線にぶつかります。車に注意して横断すると、向こう側が新川(印旛放水路)南岸沿いの自転車ルートです。
・平戸橋
神崎川沿いを南下すると、『平戸橋』に出ます。順調な道なので、うっかりすると国道16号線が見えるあたりまで行ってしまうこともあるので要注意!
・新川(印旛放水路)南岸沿い自転車ルート
快適な自転車専用道路です。沿道には、八千代市民の結婚記念や在住記念の桜の植樹がなされ、桜の季節は見事な景観です。夏にはカンナも咲き、釣り人やサイクリング、散歩を楽しむ人が多くいます。
・松保橋
交通量の多い神尾橋前の道路横断に注意し、約2.3kmで『松保橋』に達します。
直進すれば印旛沼、佐倉方面に至ります。
・火皇子(ひのおうし)神社
松保橋を渡ってすぐの新川沿いの自転車道を西に500m程行くと、北側の田んぼの中に神崎川を渡る小さな橋が見えます。この砂利道を正面の崖地を目指してまっすぐに北上し、松崎の集落に入ります。
集落内の急坂を道なりに進むとまもなく東側方向に『火皇子神社』の鳥居、参道の林が見えてくるので、ここを右折します。
境内を取り巻くうっそうとした樹木が見事です。
・多聞院(たもんいん)(トイレあり)
火皇子神社を参拝したら、もとの道に戻り、北側にまっすぐ行くと『多聞院』にぶつかります。
寺院内には、木造毘沙門天及び両脇侍立像が祀られています。この他、大銀杏が見事であり、印西大師「50番」「67番」札所があります。
・松崎台公園(トイレあり)
多聞院前の道を東に少し行くと多門院の案内看板があり、ここを左折して松崎工業団地の幹線道路を横断します。坂道を下り、田んぼを渡った十字路を左折し、坂を上がったT字路を右折、すぐの三叉路を左に下ります。田んぼを渡ったら右折して、里山沿いの砂利道に入ります。300mほど進むと小さなポンプ小屋があり、ここを右折して農道を道なりに進むと松崎台公園です。
田んぼと一体になった景観が楽しめます。
公園西側の階段を上がった駐車場にトイレがあります。
・結縁寺(けつえんじ)の里山景観
公園で休憩したら、もとの田んぼを横断する農道に戻り、里山沿いの道(未整備)を北に向けて辿ります。しばらく行くと結縁寺集落の舗装道路に出るので、道なりに西に進みます。
このあたりの景観が「日本の里山百選」で有名になった結縁寺集落周辺里山景観です。
さらにしばらく行くと結縁寺に到着します。
・結縁寺(けちえんじ)
本堂内に国の重要指定文化財の「銅造不動明王立像」が安置され、秋の彼岸花でも有名で、印西大師「46番」札所もあります。
結縁寺の東側すぐには、源頼政の遺徳を慕ってこの地を訪れた娘が入定したという入定塚、熊野神社があります。
また、そこから東南200m程行くと、戦で敗れた源頼政の首を埋めたといわれる頼政塚があり、その道をさらに行くと頼政の首を運び、倒れたという馬を葬った名馬塚が、船尾ゴルフ練習場の脇にあります。
・県立北総花の丘公園
結縁寺東側の道をまっすぐ北上し、ニュータウン高花地区を西に行くと船尾街道に出ます。船尾中学校を過ぎ、4車線の大きい交差点を左折し、西側に向かって走ると『北総花の丘公園』に出ます。
北総花の丘公園は、千葉ニュータウン全体の中央公園として位置付けられています。
南北に細長い広大な面積(50ha)で、園内は5つのブロックに分かれています。
植物園や水辺、ドックラン、バーベキュー場などが整備され、特に春の桜並木がきれいです。
















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